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2007年08月16日

沖縄の拝みー2

沖縄の拝みー2 “ビンシー”
長い間留守にしていました・・・。
ビンシーて、知っていますか? 拝みに欠かせない大切ものです。沖縄の親元の家には、ビンシーはだいたい有ると思います。
 ビンシーの中身は、丸いお膳の上に、酒瓶二本(小瓶(グロモントの容器くらい)に泡盛を入れたもの)・米(洗い米(洗い米は七回洗ったもの)と洗わない米)・十円玉3枚・りんご2個・みかん3個・バナナ7本(拝によっては、ウチャヌクと重箱)などをのせた物で、行事をする時には必ず使います。
意味説明・・・丸いお膳は角がたたないようにです。 七回米を洗うのは、祖先が御先七御門(ウサチナナウジョウ)の門を、通って来るからです。  バナナの7本もこれに近い意味で、神の門を通す意味です。  酒は清めの意味と天の恵みと地の恵みの意味で、ウチャヌク・米も同じ意味・・・りんご、みかんも実るという意味・・・  もっと詳しく知りたい方は、拝みをするときに聞いてみてください。     そう言えば、拝みをする人のことを一般にユターと言っていますが、  本当はナカモチといいます。意味は神と拝みをお願いする人をつなぐ役割・『神頭上(かみちじ)』の事、簡単に言えば、仲人見たいな人です。
ビンシーは、その家の神印鑑です・・人間界で言えば実印ですので貸し借りは、出来ません。

沖縄の拝みー3は・・・島線香沖縄本島


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Posted by キーマン at 10:14│Comments(0)沖縄儀礼
 
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